朝チャットを開くと、AI が夜のうちに仕上げてくれた仕事が並んでるんですよ。
最近、これが日常なんですけど、AI が生まれるほんの数年前までは信じられないことですよ!気がつけば、「AIと仕事をする」が普通になってきているので、不思議 笑
今日はその「気がつけば、そうなってた」までの、ちょっと長い話をしようかなと思います。
12 年前、地方で採用の壁にぶつかった
話はちょっと遡って、12〜13 年前くらい。僕、バリバリ採用をやってた時期があるんですよ。
これがですね、地方でやると本当に難しいんですよ。東京だと優秀な人材がまあまあ見つかるんですけど、地方はそもそも母集団が少ない。苦労して採用して、時間をかけて育てた方が、ある日ふっと辞めてしまうんです。そうなると、また一から教育やり直し。
これが、しんどかったです 笑
「雇用を維持する」って、地方の中小企業にとっては本当に重いテーマなんだなって、この時にしみじみ痛感しました。
第 1 の転換:雇うから、組むへ
そこで発想を変えたんです。「コア人材はしっかり守る。それ以外はパートナーとして組む」って方向に。
コアメンバーは長く一緒にやる人たちに絞って、それ以外の専門スキルは、全国・全世界のフリーランスや外部パートナーとプロジェクトごとに組む。
これ、もう 10 年以上続けてるんですけど、本当にありがたいことに、i-Style と提携してくださっているパートナー企業は、全国 500 社以上 になりました。
「会社の規模」じゃなくて「仲間の広がり」で見るようになったのは、この頃からですね。
第 2 の転換:オフィスを手放した日
次に来たのが、物理的な制約からの解放でした。
これ意外と知られてないんですけど、コロナ禍が始まるずっと前から、うちは Zoom とかオンラインミーティングを普通に使ってたんですよ。チャットファーストで、どうしても必要な時だけ Zoom、マニュアルは YouTube の限定公開に上げて共有、みたいな運用がすでに根付いてたんです。
だからコロナで世の中がリモートに切り替わった瞬間も、全然慌てなかったんですよね。「あ、これで完全に回るじゃん」って、むしろ腹落ちしただけ。
オフィスを手放したのは、コロナ禍が始まってすぐ。「リモートでぜんぶ仕事回せるなら、もうオフィスいらないよね」って、シンプルな話でした。
第 3 の転換:コンテキストを AI に学習させる
で、2025 年の後半にもう一段階でかい転換点が来るんですけど。
Claude Code みたいな AI コーディングツール(自然言語で指示するだけでコードを書いてくれる AI)を使って、クライアントごとの情報をフォルダ単位で整理して、AI にしっかり事前学習させる。これだけのことで、社内の生産性が文字通り 10 倍以上になったんですよ。いや、本当に。
具体的には、
- check_circle 見積もりや提案の作成
- check_circle システム開発
こういう業務が、それまでの 10 分の 1 の時間で、しかも精度を落とさずに回り始めたんですよ。
僕はもともと、顧客の課題を聞いて「こう解決できそうですね」ってパッと形にするのが得意な体質なんですけど、そこに AI が入ってきたことで、社内からもアイデアが止まらなくなって 笑
しかも、「面白そう!」で終わらせずに、そのまま形にできる体制が整っちゃった。
今はさらに進んで、いろんな分野でコンテキストを貯める作業を続けてます。「この業務、AI に任せる形で組めるな」って思ったら、次の週には走り始めてる感覚ですね。
皮肉:10 倍になったら、僕はもっと忙しくなった 笑
よく「AI に任せたら暇になりますよね?」って聞かれるんですけど、これがですね、まったく逆で 笑
生産性は確かに 10 倍になったんですけど、その分「じゃあこれもやろう」「あれも試したい」ってやりたいことがどんどん増えるんですよ。アイデアがすぐ形になる環境があると、それを「選ぶ」「承認する」「方向づける」っていう人間側の仕事が、むしろ増えていく。
暇になるどころか、頭使ってる時間がどんどん伸びてる感覚です 笑
それで今、うちが力を入れて設計してるのが、「AI が動いて、最終承認に人が入る」っていうフロー。
- check_circle 作業は AI に任せる
- check_circle 人は「本当に人がいないと成立しないポジション」にだけ入る
- check_circle 業務そのものを、効率よく自動化する
この 3 つを徹底することで、人間の時間を「判断」と「関係づくり」に寄せていく。今のうちのチーム設計はここがテーマになってます。
AI エージェントを「社員」と呼ぶ理由
この経験を経てから、僕は AI エージェントを「ツール」じゃなくて 「社員」 って呼ぶようになったんですよ。
言葉の使い分けって、思ったより経営判断を変えるんですよね。
「ツール」として扱うと、AI は効率化の道具として消費される感じになるんです。触って、飽きて、次の新しいやつに乗り換える。それで終わり。
でも「社員」として扱うと、不思議と「役割設計」「タスクの任せ方」「成果レビュー」「承認フロー」みたいなのが自然に組まれていく。「この業務を任せるなら、どう評価するか」「どこまで承認を残すか」を、真剣に考えるようになるんですよ。
僕らが作ってる Chatta っていう AI FAQ チャットボット、「社長がやるのは URL 入れるのと、承認ボタン押すだけ」っていう思想なんですけど、あれもこの経験が土台になってます。自分たちで AI と働いてみたからこそ、「お客さんの現場にも同じ楽さを届けたい」って自然に思えたんですよね。
中小企業は、きっとこの形になる
AI エージェント、コアメンバー、フリーランスのプロフェッショナル。
肩書きとか雇用形態じゃなくて、「何ができるか」 でチームを組む時代、もう目の前に来てると思ってます。
地方の中小企業が、この形でここまで回せるっていう前例を、自分たちで作ってみたいんですよね。うまくいったこと、うまくいかなかったこと、どっちもここに書き残していくつもりです 笑
もしこの働き方を「ちょっと面白そうかも」って思ってくれた方がいたら、ぜひ一度お話しましょう。採用じゃなくて、仲間として。
URL を入れるだけで FAQ が 10 個できる仕組み ── Chatta の FAQ 自動生成プロンプト設計 arrow_forward
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