「AI を使ってみたいけど、何て書けばいいか分からない」── 結構多い悩みです。ChatGPT や Claude を開いて入力欄の前で止まる、というパターンですね。
結論から言うと、3 つのブロックを順に書くだけで、返ってくる答えの精度は一気に上がります。小難しいプロンプト工学の話ではなく、誰でも今日から使えるレベルの話です。
この記事を読むとわかること
- check_circleプロンプトで最低限押さえるべき 3 ブロック
- check_circle前提・依頼・出力形式、それぞれの書き方の例
- check_circle全部つなげたときのプロンプトの完成形
- check_circle一発でうまくいかないときの対処法
3 つのブロックで考える
覚えるのはこれだけです。
| ブロック | 何を書くか |
|---|---|
| 1. 前提 | あなたは誰で、何のためにこれをお願いしているか |
| 2. 依頼 | 具体的に何をやってほしいか(1 つに絞る) |
| 3. 出力形式 | どんな見た目・長さ・構造で返してほしいか |
順番も大事です。前提 → 依頼 → 出力形式の順に書くと、AI が文脈を正しく理解してから答えを組み立てられます。
ステップ 1:前提を書く
「自分が誰で、どんな状況で AI を使っているか」を最初に書きます。これを省くと、AI は世界中の人に向けた一般論しか返せなくなります。
私は美容サロンの経営者です。従業員 5 人の小さな店舗を運営しています。
新しいスタッフ向けの研修資料を作ろうとしています。たった 2 行ですが、この情報があるだけで AI の出力はぐっと業種に寄ります。
ステップ 2:依頼を書く
やってほしいことを 1 つに絞って書きます。「これもこれもやって」と複数のお願いを詰め込むと、AI は焦点を絞れず、浅い答えになりがちです。
シャンプーの手順について、
入社したばかりの新人が読んで迷わないレベルで、
手順書を書いてください。「〇〇について書いて」だけで終わらせず、誰に向けて・どんなレベルでまで入れるのがコツです。
ステップ 3:出力形式を指定する
箇条書きか、表か、何ステップにまとめるか、どのくらいの長さか。ここを伝えると、そのまま業務で使える形で返ってきます。
番号つきの手順書で、各ステップは 1〜2 行。
全体で 10 ステップ以内にまとめてください。これを省くと、「長すぎる」「短すぎる」「見出しの階層がバラバラ」といった、直したくなる出力が返ってきやすくなります。
3 つをつなげた完成形
3 ステップを全部つなげると、こうなります。
私は美容サロンの経営者です。従業員 5 人の小さな店舗を運営しています。
新しいスタッフ向けの研修資料を作ろうとしています。
シャンプーの手順について、
入社したばかりの新人が読んで迷わないレベルで、
手順書を書いてください。
番号つきの手順書で、各ステップは 1〜2 行。
全体で 10 ステップ以内にまとめてください。これだけで、そのまま研修資料に貼れるレベルの手順書が返ってきます。ブロックを明確に分けておくと、後から「この部分だけ直して」と指示しやすいのもポイントです。
一発でうまくいかないときは
いきなり満点は出ません。ただ、ここから会話で仕上げていけばいいだけです。
うまくいかないときの追い指示テンプレ
- check_circle「ステップ 3 だけ、もう少し初心者向けに書き直して」
- check_circle「全体のトーンを、もう少しフランクに」
- check_circle「専門用語を 3 つ以上使わないでほしい」
一発で完璧を目指さない。対話で仕上げる。これが、プロンプト上達の一番の近道です。
まとめ
- check_circleプロンプトは「前提 → 依頼 → 出力形式」の 3 ブロックで組み立てる
- check_circle前提:自分が誰で、どんな状況か
- check_circle依頼:やってほしいことを 1 つだけ、レベル感まで指定
- check_circle出力形式:見た目・長さ・構造を具体的に
- check_circle一発完璧を目指さない。会話で仕上げる
社内の AI 活用、スタート時に伴走します
「社内で AI を使いこなせるようになりたい」「チームにプロンプトの型を共有したい」── そのあたりの社内教育やテンプレ整備も、i-Style の仕事です。お気軽にご相談ください。
お問い合わせページへ arrow_forwardまずはチャットボットで相談できます
記事の内容について「自社の場合はどう考えればいいか」を軽く確認したい方は、i-Styleサポートデスクbotもご利用ください。問い合わせ前の整理や、AI活用・Web活用の最初の相談窓口としてお使いいただけます。
i-Styleサポートデスクbotで相談する arrow_forward関連記事